へバーデン結節と膀胱炎がよくなった
東京都/60歳・女性・バイオリニスト
私は還暦を迎えたバイオリニストです。
1年ほど前、両手の指、とくに左中指の第1関節に痛みと腫れが出て、演奏にも支障が出始めました。病院ではへバーデン結節と診断されました。医師から「加齢とともに出やすい症状です。職業柄、指の使いすぎが原因でしょう」と言われ、痛み止めの注射で一時的に痛みが引きました。演奏中は気が張って何とか乗り切れますが、コンサート終了後は、またジワジワと痛みが現れました。
また、数年前から膀胱炎を繰り返し、下腹部の痛みや残尿感がありました。病院では、「膀胱粘膜に強い炎症があるようです」と言われ、漢方薬を処方されました。数日間試しましたが、その効果はよく実感できませんでした。
ある日、久しぶりに会った友人から光線治療の話を聞き、早速、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。光線治療はとても気持ちがよかったので、週1回通院することにしました。
光線治療を始めると朝方強かった指の痛みが多少やわらぎました。また膀胱炎のほうは、残尿感が少なくなったように感じました。
1ヵ月後には、右手指の痛みは引きましたし、膀胱炎の痛みもほとんどなくなり、排尿もスムーズになりました。
4ヵ月の治療でバイオリン演奏中でも、両手指の痛みははほとんど感じなくなりました。また、膀胱炎もほぼ完治といえるほどに改善しました。まだまだ数年は、現役で演奏できそうです。
◆光線治療
治療用カーボン:6000-4008番。
照射部位・時間:両足裏部⑦・両手の指(患部)を各10分間照射、両膝部②・腹部⑤・腰部⑥・肩甲骨間部⑫・左右咽喉部④を各5分間照射。⑦②⑤⑥は集光器使用せず、両手の指・⑫は1号集光器使用。④は2号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修