糖尿病から起こるこむら返り改善
【治験症例 2】
糖尿病
64歳・女性・看護師/身長150cm・体重50kg
◆症状の経過
10年前の糖尿病で、服薬、食事療法、運動療法をしっかりと行っていたが、HbA1cが10%以上あり、インスリン治療を勧められていた。
口渇や足のしびれもあり、夜中にふくらはぎ部にこむら返りを起こすことも多く見られた。光線治療器は持っていたが、仕事が忙しくて使っていなかった。
今回、退職を機に、光線治療を再開することにした。当付属診療所(光線研究所付属診療所)にも相談して、次のように治療を始めた。
◆光線治療
治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部⑦・両足首部①・腓腹筋部㉙・背正中部㉘各10、両膝部②・腹部⑤・腰部⑥・後頭部各5分間照射。⑦①②⑤⑥㉙以上集光器使用せず、㉘③以上1号集光器使用。
◆治療の経過
光線治療再開により、強い足の冷えが改善し、2~3ヵ月間の治療継続で足のしびれやこむら返りはまったく起こらなくなった。現在では、光線治療再開から5年が経過したが、糖尿病はインスリンを使用せずにすんでおり、HbA1cは6%で安定している。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著