脳梗塞の後遺症もなく、経過良好
【治験症例 4】
脳梗塞後遺症
70歳・男性・無職/身長170cm・体重73kg
◆症状の経過
55歳から高血圧で降圧剤を服用していたが、とくに健康上の問題もなく、元気で暮らしていた。
69歳の7月末ごろ、頭痛と耳鳴りがあったが、最初は風邪のせいと思っていた。そのうち手に力が入りにくくなり、字も書けなくなり、歩行もうまくできなくなってきた。あわてて病院を受診したところ、脳梗塞と診断され、3週間入院した。退院後、妻が使っていた光線治療器で治療を始めた。
◆光線治療
治療用カーボンは3002-5000番を使用し、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・腰部⑥各10分間、腹部⑤(以上集光器使用せず)・後頭部③(1号集光器使用)各5分間照射。
◆治療の経過
3ヵ月間、自宅でしっかり光線治療を続けたところ、後遺症もなく、順調にすごすことができていた。今年になって光線治療を中止していたが、夏に向かって体調が悪化し、再び病院を受診することになった。その結果、頚動脈の狭窄がひどく、脳への血行が悪いと診断された。
また、もう一度光線治療でしっかり治そうと、当付属診療所(光線研究所付属診療所)へ相談に来たので、左右咽喉部④(2号集光器使用)各5分間の追加を指示した。経過は大変良好で、治療を続けている
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著