絶望的だった喘息の苦しさから救われた 

 東京都/64歳・女性・主婦

  10年ほど前、1年近く母の介護でかなり無理をしました。それがきっかけで、咳が続くようになり、受診した病院で気管支喘息と診断されました。

 母も喘息体質でした。しばらく病院の吸入薬で治療を続けましたが、薬の効果はせいぜい1時間ほどでした。体質改善のために、4年前から漢方薬治療を始めました。

 徐々に日中の咳込みは減りましたが、痰が絡み、咳が出始める、しばらく咳込みがやまず、大変疲れました。とくに朝型の3~4時ごろに咳がひどく、透明の痰がたくさん出て、慢性的な睡眠不足でした。また冷えの強い日は、ひどく咳込みやすく、そんな日にの外出はとてもつらいものでした。電車やバスでの咳は、周囲の目が気になり、緊張でよけいに咳が出て本当困っていました。

 喘息体質はもうよくならないと絶望していたとき、漢方の先生に光線治療を勧められ、早速、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。

 貴所で受けた初めての光線治療は、温かくとても気持ちがよいものでした。

 翌朝、長年朝方には必ずたまっていた痰が少しもたまっておらず、咳も起こらず、胸がスッキリしていたので、大変驚きました。一向によくならない喘息に暗い気持ちでいましたが、これで希望がもてるのではないかと、気持ちが明るくなりました。

 それ以後、3日から7日おきに貴所(光線研究所付属診療所)に通院しました。漢方の先生にも、ずい分よくなっているといわれました。2ヵ月くらいは、咳や痰も治まり胸もスッキリして夢のようでした。

 ところが冬になり、朝方にまた咳が絡み、咳込むようになりました。しかし、貴所で光線治療を受けると、痰や咳がスーっと引き、喉や背中がスッキリして大変からだが軽くなりました。

 冬場を光線治療と漢方薬で乗り切り、春を迎えたころには咳込みはなくなりました。

 その後、貴所へ時々通院し、現在光線治療を始めて3年目になります。寒くなって喘息はひどくならず、とても調子がよい状態が続いています。

 終日、咳込みや痰が出て、大きなゴミ箱にティッシュが山盛りで、絶望的だった日々が嘘のようです。胸がスッキリして、喘息が安定し、よく眠れ、外出しても全く不安がなくなりました。

◆光線治療

治療用カーボン:3000-5000番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・両足首部①・肩甲骨間部⑫を各10分間照射、両膝部②・腰部⑥・左右咽喉部④は各5分間照射。⑦①②⑥は集光器使用せず、⑫は1号集光器使用使用、④は2号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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