眼瞼痙攣がみごとに改善、再発もない

 愛知県/69歳・女性・主婦

 知人の紹介で、40歳ごろから光線治療をしています。これまでに、足の痛みや歯の痛み、膀胱炎や帯状疱疹などにも光線治療を行いましたが、どの病気・症状にも効果を実感しました。その中から、とくに効果を感じた体験を報告いたします。

 それは61歳のときでした。両親や義母の介護が重なり、主に私が通って3人の面倒を看ていました。介護の負担がひどくなって、疲れが少しずつたまり始めました、両眼のまぶたが開けづらくなりました。すぐに治まるだろうと思って、病院へは行かずにいましたが、症状は改善するどころか、むしろどんどん悪化の一途をたどっていました。

 65歳時には、まぶたがギューギュー潰れてしまう感じで、開けづらくなりました。とくに左眼のまぶたは、手で上げなければならないほどでした。それに加えて、まぶしい感じや、眼が乾いてショボショボする症状も出てきました。

 心配になって受診した眼科では、眼瞼痙攣という診断でした。眼科では手術を勧められましたが、手術は怖くて受ける決心がつかず、とりあえずボツリヌス療法という、まぶたの筋肉にボツリヌストキシンを何回か注射する方法で、経過を見ることになりました。注射が効いている間は、ほとんど症状がでませんでしたが、3カ月ほど経過して薬の効果が切れてくると、また痙攣の症状が出てきました。

 このころ、3人の親の介護に忙殺され、しばらく光線治療を休んでいましたが、この眼瞼痙攣にも光線治療が効果的なのではと考えました。

 5回目の筋肉注射が終わったあと、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診し、治療のアドバイスをいただけました。

 そのアドバイス通り、できるだけ毎日、自宅で光線治療を行いました。すると驚いたことに、薬の効果が切れる3カ月目になっても、まぶしさやショボショボ感、まぶたの開き具合はそれほどひどくなりませんでした。

 それから1年の間に、介護していた両親、義母が相次いで亡くなりました。介護生活から解放されたこともあり、67歳になるころには、注射を中止しても眼瞼痙攣の症状は出ませんでした。手術をせずにすみ、また注射も中止となりました。その後、痙攣も再発もないのは、まさに光線治療のお陰です。

◆光線治療

治療用カーボン:3002-5000番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・両膝部②・左こめかみ部㊱を各10分間照射、腰部⑥・後頭部③・眼・鼻部⑯・右こめかみ部㊲を各5分間照射。⑦②⑥は集光器使用せず、③⑯は1号集光器使用、㊱㊲は2号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

 

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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