治らないとあきらめていた耳鳴りが改善した
神奈川県/59歳・女性・主婦
50歳を過ぎたころから、左耳の耳鳴りが始まりました。日中は何かしていれば気にならないこともありました。疲れたりするときどき大きくなり、とてもイライラしました。寝るときに、耳鳴りが気になり、なかなか寝つけませんでした。
聴力も低下したようで、電話や人との会話も、声の質によっては聞き取りにくくなりました。
耳鼻科を受診しても、耳鳴りは治療方法はないことがわかっていたので、自然に治るのを期待していました。しかし、一向に治る気配がなく、もう治らないのかと、半分あきらめていました。
耳鳴りが治らない状態のまま、何年か過ぎたあるとき、友人から光線治療の話を聞きました。耳鳴りがよくなった人もいるとのことで、早速、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。
貴所では「耳鳴りは、光線治療でよくなっている人もいますが、一般的には長期に根気よく続ける必要があります」と説明されました。ほかに有効な治療法もないので、家庭用の光線治療器を用意して、自宅で治療を続けることにして、光線治療の処方をいただきました。
耳鳴りを治したい一心で、毎日一所懸命に光線治療を行いました。すると、3週間が過ぎたところから、耳鳴りが気にならない時間が増えてきて、夜も割とすぐに眠れようになりました。
これを気をよくして、さらに光線治療を続け、2カ月後には、耳鳴りは日中たまに気になるくらいで、夜もさらによく眠れるようになりました。
治らないと思っていた耳鳴が、短期間でよくなって、精神的にも落ち着きました。聞こえ具合もよくなって、うれしい限りでした。
現在、光線治療を始めて4年が経ちました。その後も耳鳴りはたまに出る程度で、ふだんの生活ではほとんど気にならなくなりました
◆光線治療
治療用カーボン:3002-5000番。
照射部位・時間:両足裏部⑦・左耳部⑰を各10分間照射、両膝部②・腰部⑥・後頭部③は・左右咽喉部④を各5分間照。⑦②⑥は集光器使用せず、③は1号集光器使用、⑰④は2号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修