末期直腸ガンの進行が抑えられた
千葉県/72歳・男性・無職
4年前の暮れ、健康診断で直腸ガンが見つかりました。まったく自覚症状がなかったのに、「すでにリンパ節や肺・肝臓にも転移しており、もう手の施しようがない」と言われ、愕然としました。
とりあえず、腸閉塞だけは回避できるようにと、人工肛門にしました。そのあと、効果が出るかどうかわからないと言われましたが、 抗ガン剤治療を半年行いました。幸い抗ガン剤がよく効いて、直腸ガンも転移したガンも縮小したので、さらに抗ガン剤や放射線治療を勧められました。
しかし、ここまで生かさせていただいたので、あとは、光線治療や自然療法で進行や症状を抑えられればよいと思ました。光線療法は、最近はあまり使っていませんが、30年以上も前から自宅にあり、けがや痛みの治療でとても重宝していました。今回、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)で改めて指導を受け、自宅での光線治療を始めました。
実は、私は10年前から、家族と離れて房総の山の中で一人暮らしをしており、農業をしながら自給自足の生活をしています。周辺には老人が多く、老人を病院に送り迎えするボランティアの活動をしていました。
しかし、直腸ガンの治療のために、しばらくそれができず、とても迷惑をかけてしまいました。早く健康を取り戻して、またボランティア活動を再開したいと思い、一所懸命に光線治療を行いました。
すると、毎回の検査のたびに状態がよくなり、担当医は大変不思議がっていました。ガンも縮小して、固まっていると言われました。
現在、直腸ガンわかって4年経ちますが、気になる症状もなく、毎日元気にしています。私も老人ですが、地域の老人サークルで歌ったり、病院への送迎などのボランティア活動も再開できるようになりました。
光線療法でガンの進行が抑えられて、元気に生活しながら、人のお役にも立つことができて、大変幸せに思っています。
◆光線治療
治療用カーボン:1000-4008番。
照射部位・時間:両足裏部⑦・腰部⑥・右下腹部㉔・背正中部㉘を各10分間照射、両膝部②・後頭部③を各5分間照射。⑦⑥②は集光器使用せず、㉔㉘③は1号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修