息子の喘息が安定し、家族旅行を楽しむ
千葉県/31歳・男性・会社員(報告者・母)
息子は子ども時代から喘息に苦しみ、耳鼻科で処方された吸入薬がずっと手放せませんでした。家族旅行に出かけなときになど、環境の変化からときどき発作が起こり、旅行先で病院にかかることも珍しくありませんでした。
それでも、日常生活にはさほど支障もなかったので、喘息とつき合いながら成長してきました。
息子が小学4年生のとき、私の友人から光線治療で子どもの喘息を治したという話を聞きました。最初は半信半疑でしたが、副作用の心配がないと聞いて、光線治療で息子の喘息が治ればいいなと思いました。早速、その友人から治療器を借りて、息子の光線治療を始めました。
最初はあまり乗り気ではなかった息子も、光線治療をするとからだが温まって気持ちがよいので、小学校から帰ってくると、うがい・手洗い・光線治療というのが日課になっていました。
光線治療を始めてから1ヵ月後、以前より呼吸が楽になって発作が出なくなり、からだの調子がよいと言います。そこで、借りていた治療器を友人にお返しして、息子用に新しく光線治療器を用意して、自宅での光線治療を続けました。
1年間、光線治療を継続した結果、以前のような喘息の症状が、嘘のように出なくなりました。その後、病院と相談して吸入薬を中止ました。
いつまた「発作が再発するかもしれない」という不安はありましたが、その不安は取り越し苦労で終わり、喘息の発作は出なくなりました。家族旅行全員、旅行を楽しめるまでになりました。
現在、息子は30歳を過ぎ、以前ほど毎日の光線治療はしなくなりました。それでも、ときどき両足裏部⑦だけ照射しているおかげで、喘息は落ち着いた状態を維持しています。
私自身も、最近、加齢による膝の痛みが出ているので、毎日、光線治療を行っています。
◆光線治療
治療用カーボン:3000-5000番。
照射部位・時間:両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②を各10分間照射、左右咽喉部④を各5分間照射。⑦①②は集光器使用せず、④は2号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修