つらい口内炎、首回りの発疹が治った

 和歌山県/76歳・女性・主婦

 私は60歳になったころ、夫の前立腺肥大症がきっかけで、光線治療を始めました。

 私は以前からよく口内炎ができていました。口内炎ができると食べ物がしみて、おいしさを味わう余裕もありません。からだのためだと痛みをこらえて食事をしました。歯科の塗り薬をつけるとよくなりますが、また再発を繰り返していました。いま思うと、からだがものすごく冷えていました。特に下半身はいつも冷たく、腰は重だるく、夕方になると足はいつもむくんでいました。

 そこで、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に相談しました。貴所からは、「冷え症を治すことが、口内粘膜を強くするので、下半身の冷えがとれるまでしっかり照射するように」とアドバイスをいただきました。 その通りに治療を行うと、口内炎は急速にによくなり、薬を塗らなくても再発しなくなりました。 

 半年あまりの光線治療で、夕方になっても、腰の重だるさや足のむくみが出なくなりました。それ以後は健康維持の目的で、下半身を中心に光線治療をずっと続けてきました。お陰さまで、老夫婦で細々と野菜作りを続けていますが、腰も曲がらず、腰や膝の痛みもなく、老人健診でも悪いところなしと太鼓判を押されています。わが家のすぐ前には病院がありますが、光線治療を始めてからは全く行くことがなくなりました。 

 以前畑で草むしりをしたあと、首の周りに湿疹ができました。痛みもかゆみもなかったので、そのままにしていたら、翌日には顔全体に広がってしまいました。

 このときも自己流で、3000-3002番で治療していましたが、貴所に問い合わせたところ、「3001-3002番を使用して、症状の強いときは患部を遠めから15~20分間、1日2~3回行うとよい」とアドバイスをいただきました。その処方で治療したところ、4日目には完全に症状がなくなりました。これまでは、症状が強いときにはつい熱く照射していましたが、逆に照射距離を少し離し、照射回数を多くすることがよいことを知りました。とても役立つアドバイスでした。

◆光線治療(口内炎)

治療用カーボン:3001-5000番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・両足首部①を各10分間照射、両膝部②・腰部⑥・後頭部・左右咽喉部④を各5分間照射、口中部⑧(患部)を10分間照射。⑦①②⑥は集光器使用せず、③は1号集光器使用、④は2号集光器使用、⑧は3号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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