坐骨神経痛によるとしびれが軽減
東京都/65歳・女性・主婦
10年ほど前から、坐骨神経痛に悩まされてきました。最初の症状は左の腰から左太もも・左ふくらはぎ・左足先の痛みとしびれでした。しばらくすると、夜間にも痛みが出るようになりました。
寒い冬の季節はもちろん、夏でもクーラーで冷やすと、左腰から足先にかけてビビビビと電気が走るような痛みが現れました。このままでは、いつか歩けなると心配になりました。
整形外科では、痛み止めの注射や、牽引治療を受けましたが、あまり効果はありませんでした。夜間もズキズキと強い痛みで目覚めることが多く、日中もとくに歩き始めの痛みが強くなりました。スーパーマーケットでの買い物も、クーラーで痛みが悪化します。夏でもタイツをはいて、腰が冷えないように保護していました。旅行が楽しみなのに、歩くことがつらくなったら困ります。
そんなとき、以前、義母が冷え症や肩こりで行っていた光線治療のことを思い出しました。早速、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。光線治療は足裏が温まり、気持ちがよかったので、しばらくは週1回のペースで貴所に通うことにしました。
3回の治療で、神経痛からくる腰の痛みが少し楽になった感じがありました。その後も冷え感が徐々に改善していき、いつも寝る時にはいた靴下も脱ぐことができました。
2ヵ月の治療で、スーパーマーケットの生鮮食料品売り場でも、腰から足全体の痛みがなくなりました。その後も通院を続けたところ、腰の痛みも引き、毎晩よく眠れるようになりました。
いまでは、何かの拍子に少しだけ、腰から足にかけてビビッと電気が走ることがある程度で、膝から下の冷え症もよくなりました。これからは、あちこちに温泉旅行ができそうです。
◆光線治療
治療用カーボン:3002-5000番。
照射部位・時間:両足裏部⑦・後大腿部㉚・腰部⑥を各10分間照射、両足首部①・腓腹筋部㉙・両膝部②・腹部⑤・後頭部③を各5分間照射。⑦㉚⑥①㉙②⑤は集光器使用せず、③は1号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修