動植物実験のデータ
黒田保次郎氏は、動植物を相手に光線療法の実験を行っています。動植物は精神的影響を受けないため光線療法の効果を証明しやすいとの考えからだそうです。動物は蚕と養鶏、植物は稲と大豆で実験が行われました。
a. 鶏 白色レグホン種、発育、産卵の比較。(日没後1メートルの距離から毎日1回5分間照射)
結果:発育、産卵いずれも標準比15%増産
b. 蚕 秋蚕、晩秋蚕(休眠中は照射せず)
結果:発育、繭収量、繭検定成績15%増
C. 大豆 播種前、発芽から結実まで(日没後1メートルの距離から毎日1回5分間照射)
稲 同様
結果:植物の大豆は9年、稲は3年の標準との比較で15%増
d. 去勢した鶏を対象に実験。翼を広げた状態で羽毛の薄い皮膚に左右5分間照射したところ、去勢50日目に睾丸の再生を確認。2ヵ月で群鶏(雌雄混育)の仲間に入り、3ヵ月後には交尾をするようになった。
この経過を医学博士・中村学文氏に報告すると「一度摘出した睾丸が再生することは絶対にありえない」と否定されたとのことです。
光線の力に改めて感心するとともに、鶏の生命力に驚きです。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・遺伝と光線」黒田保次郎著