左眼の外転神経麻痺が回復した
神奈川県/62歳・男性・会社役員(報告者・妻)
2年前のことです。夫が左のほうを見ようとすると、左の眼球が外側に行かず、ものの画像が一つではなく、二重に見えるようになりました。
びっくりして、すぎに大きな病院を受診しました。神経内科のMRIによる脳の検査でも、とくに異常は見られず、外転神経麻痺と診断されました。私たちの自宅は神奈川県ですが、夫の仕事の都合で関西方面へ引っ越したばかりでした。慣れない土地での生活や仕事で忙しさが重なり、その疲れが左眼に現れたのかなと思いました。夫は高血圧症で、30歳代から降圧剤を服用していました。
病院で外転神経麻痺の原因が判明せず、神経に血液を運ぶ動脈の閉塞や、一時的に脳への血流が止まる、一過性脳虚血発作による神経障害が考えられるとのことで、ビタミン剤が出されました。
主治医には「回復するスピードには個人差があります。治るまで半年ほどかかるかもしれません。しばらくは様子を見ましょう」と言われました。2週間経過後も、左眼の症状は変わりません。そのとき、以前から健康維持のために使っていた光線治療を思い出しました。
早速、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に相談してアドバイスをいただき、夫の王線治療を開始しました。毎日、指示通りに治療を行いました。光線治療を行うたびに、少しずつ視界がスッキリしてきたといいます。
2週間ほどで、左眼が外側へ寄せられるようになり、二重だった画像が一つに見えるようになりました。これには夫も私もとても驚き、光線治療の効果が出たのだと、大喜びしました。
現在では神奈川県の自宅に戻って、夫はとても元気に過ごしています。あれ以来、夫は光線治療の大ファンになりました。あまり時間がないときでも、毎日欠かさず光線をかけております。
◆光線治療
治療用カーボン:3001-5003番。
照射部位・時間:両足裏部⑦を10分間照射、両膝部②・腰部⑥・後頭部③・左右咽喉部④・左右こめかみ部㊲㊲を各5分間照射。⑦②⑥は集光器使用せず、③は1号集光器使用、④㊱㊲は2号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修