胃ガン全摘出後も骨密度の数値が良好
【治験症例 9】
胃ガン術後/69歳・女性・主婦/体重47kg
◆症状の経過
46歳時、子宮筋腫が見つかったが、半年間の光線治療で完治した。60歳時、腰部脊柱管狭窄症のため手術を受けた。63歳時には、胃ガンのため胃を全摘する手術を受けた。術後は体重が36kgまで減少したため、光線治療を毎日継続した。69歳になって、卵巣腫瘍、右下肢のしびれや痛みのため当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
いの全摘手術を受けると、一般的に骨代謝障害により骨密度は低下するが、光線治療を継続していたため、受診時に当所で測定した患者の骨密度は正常値であった。
現在は、足の冷え、右下肢のしびれや痛みに対して、治療用カーボン1000-3001番を使用し、両足裏部⑦・両膝部②・腓腹筋部㉙・後大腿部㉚・腰部⑥(以上集光器使用せず)・左右下腹部㉓㉔・背正中部㉘(以上1号集光器使用)・上腹部⑪(2号集光器使用)各5~10分間の照射を続けている。現在、体重は47kgまで回復した。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著