左足指のウオノメが完治、山歩きを楽しむ
【治験症例 7】
ウオノメ
67歳・男性・会社員/身長163cm・体重68kg
◆症状の経過
40年間、呉服商を営んでいたので、以前は和服を着ることが多く、そのため足袋をよくはいていたが、ウオノメができることはなかった。
半年前、運動不足の解消も兼ねて中高年対象のハイキングの会に入会した。1ヵ月間に2~3回、山歩きをするようになったが、靴で足が圧迫されている感覚があった。
2ヵ月前に、左足第4趾と第5趾にウオノメができた。
皮膚科でウオノメを削ったが痛みがとれず、再発傾向が見られたので、友人の紹介で当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
37歳のとき、交通事故で輸血したことが原因で、60歳時、慢性C型肝炎を指摘された。キャリア(ウイルスを体内に保有しているが、肝炎を発症しない者)のため、肝炎の治療は受けていなかった。
◆光線治療
治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部⑦・両膝部②・肝臓部㉗・背正中部㉘各5分間、ウオノメ患部10分間照射。⑦②以上集光器使用せず。㉘1号集光器使用、㉗2号集光器使用、ウオノメ患部3号集光器使用。
◆治療の経過
毎日、自宅で光線治療を行った。足の冷えの自覚はなかったが、足が温かくなり、ウオノメは1ヵ月間で完治した。その後、5年間、慢性C型肝炎のために光線治療を継続している。いまでも、毎月1回、ハイキングを続けているが、疲労を感じることもなくなり、ウオノメの再発もなく、肝機能の数値も正常で、体調もよい。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著