乾癬が3ヵ月で完治。肝機能も正常化
【治験症例 13】
乾癬
69歳・女性・農業
◆症状の経過
7年前より、左乳下部に直径5cmほどの赤い湿疹が繰り返し現れていた。その都度、ステロイド塗布薬で治していた。もともと肉や甘いものが大好きで、体重は66kgあった。脂肪肝が指摘されるようになったころから湿疹が全身に広がり、町立病院で乾癬と診断された。
健康食品の摂取や食事療法を行ったが改善せず、またかゆみが強く睡眠が妨げられる状況にあった。
毎朝シーツについた鱗屑(りんせつ)の掃除が大変で、その様子を見かねた親戚の紹介により、当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
◆光線治療
治療用カーボンは4000-4009番を使用し、両足裏部⑦・両膝部②・腹部⑤・腰部⑥および背中部・胸部・右肘部の皮疹患部(以上集光器使用せず)各10~15分間、後頭部③(1号集光器使用)5分間照射。
◆治療の経過
光線治療1ヵ月で鱗屑が減少し、かゆみが緩和したので、熟睡が可能となった。
治療2ヵ月後、食事療法と光線治療で体重が4kg減り、肝機能も正常化した。乾癬は3ヵ月で完治した。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著