強打した臀部の痛みが、2日で完治
【治験症例 2】
臀部の打撲
55歳・男性・会社役員/身長170cm・体重68kg
◆症状の経過
広場で転倒し、左臀部を強打した。左臀部の痛みが強いので、近くの外科で診療を受けた。レントゲン検査で骨折ではなく打撲と診断され、投薬・湿布を受けた。
以前から光線治療器は持っていたが、翌日たまたま来訪した将棋仲間に、「痛みには光線治療がよいので、光線研究所の指示を受けて治療するといいよ」と勧められ、早速当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
◆光線治療
3001-4008番の治療用カーボンを使用し、両足裏部⑦・腰部⑥書く10分間、患部の左臀部は30分間照射。患部のみ1日4~5回治療。⑦⑥は集光器使用せず、左臀部は1号集光器使用。
◆治療の経過
受信時は痛みが強く、ひとりでは歩けないために、妻に支えられながら妻の運転で来院した。咳払いしても痛みが増強し、夜間は頻繁に目覚める状態であった。
痛みが強いため、光線治療は受診日から1日5回照射し、2日間で痛みは完治した。光瀬治療5日後にはゴルフが普通にできた。年のため前医を受診したが、臀部の痛みがわずか2日で完全にとれたこと(光線治療の効果)に、外科医は驚いていた。
その後は、今回の打撲治療をよい機会に、健康管理のため、真面目に光線治療を毎日行っている。
◆コメント
光線治療にはさまざな効果があるが、なかでも鎮痛効果は本治験例のように卓効が認められる。とくに急性の痛みには、光線治療の効果がすぐに実感できる。
突然の痛みに襲われ、半信半疑ながらも光線治療の効果を信じ、真剣に光線治療を行うケースが多く見られる。
急性の痛みには、本治験例のように痛みがとれるまで1日数回、必ず集光器を使用して光線照射を行うことが重要である。
●血圧(mmHg)
137/84(初診時) → 121/61(1週間後)→ 126/60(1ヵ月後)
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著