左足首の捻挫が1日の光線療法で改善した
北海道/65歳・男性・漁業
私は、40年来漁師で生計を立ててきました。現在65歳ですが、まだまだ現役でがんばっています。
光線治療器は、20年ぐらい前から両親が、下肢のしびれや腰痛治療のために使用していました。当時、私はまだ40代の働き盛りでしたので、光線療法の必要も感じないまま、自分で照射することもありませんでした。
10年ほど前のことです。荒天に備えて、船をロープで固定している最中、船と岸壁の間に左足が挟まってしまいました。必死に足を抜いたのですが、足首を強くひねってしまいました。ズキズキと痛み、足をつくのもつらかったのですが、何とか船をロープで固定し、左足を引きずりながら自宅へ帰りました。
靴を脱いでみると、左の足首は右に比べて2倍くらいの太さに腫れ上がり、痛くでじっとしていられない状態でした。トイレに行くのにも、這っていかなければならないほどでした。
両親が「光線療法は、捻挫や打撲にも効果があると本に書いてあった」と教えてくれましたので、失礼ながらダメで元々という気持ちで、光線療法を試しました。
光線療法の指導書『可視総合光線療法-遺伝と光線』にあった捻挫・打撲の項目を参考にして、治療用カーボンは3001-4008番の組み合わせを使用し、両足裏部⑦・両膝部②を各10分間、患部の左足首部は1号集光器使用を使って60分間照射しました。
患部を照射していると、最初の15分間まではズキズキ痛みが強く、本当によくなるのだろうかと心配しましたが、30分をすぎるころから、痛みがだんだん軽くなったことに気がつきました。そして60分間照射したあとは、足首の腫れもほとんど引いて、足首を曲げても痛みをまったく感じなくなっていました。その夜は、いつものようにぐっすり熟睡しました。
翌日も念のため、もう1回照射(患部には30分間照射)を行いました。照射後は、痛みも腫れもまったくなくなりました。普通に出勤した私を見て、光線療法の効果にとても驚いていました。光線療法のお陰で、仕事を休まず捻挫を治すことができました。それ以降、折にふれて積極的に光線療法を行うようになり、健康診断では「どこも異状なし」と言われています。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著