変形性股関節症が手術せず、経過が良好

 大阪府/57歳・女性・主婦

 49歳ごろから、歩行中徐々に両方の股関節が痛み出しました。52歳ごろには股関節の痛みで、階段は1段ずつやっとの思いで昇る状態でした。さらに平坦な道を歩くことさえもつらくなってきました。

 病院で「股関節の変形が進んでおり、軟骨がほとんどないので、このまま痛みが強ければ、人工関節の手術をするしかありません」と言われました。

 私は、手術と聞いただけで驚いてしまいました。何とか痛みだけでもとれて、手術しないですむ方法はないものかと思い、指圧や整体治療なども受けましたが、はかばかしくなく困っておりました。

 幸いなことに、ご近所ので光線療法をやっている方の話をうかがうことができ、早々に貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。

 貴所(光線研究所付属診療所)の先生から、「光線療法によって痛みは軽減して歩きやすくなります。しかし、股関節の変形はむずかしいので、これは筋力を鍛えて股関節への負担を減らすことが必要です」とお話がありました。

 効果を上げるには、できるだけ毎日光線照射を続けたほうがよいとのことでしたので、光線治療器を求め、自宅で毎日照射することもしました。そして定期的に貴所(光線研究所付属診療所)で診察を受け、自宅での照射法も指導を受けました。

 治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②(以上集光器使用せず)・左右股関節部(横から1号集光器使用)を5分間、それぞれ照射しました。

 毎朝、自宅で光線照射を続け、照射1ヵ月後には夕方までは股関節の痛みは出なくなったので、とてもうれしくなりました。

 その後、貴所(光線研究所付属診療所)の指示でさらに左右下腹部㉓㉔(1号集光器使用)へも各10分間の照射を追加しました。

 また、先生から筋力アップのため水中歩行や水泳を勧められ、近くのプールで10数年ぶりに泳ぎ始めました。

 照射半年後、動き始めにやや痛みがあるものの、夕方になっても痛みはでず、やや重いかんじがするだけでに変わってきました。

 さらに10ヵ月後、平地での歩行にも痛みはまったくなくなりました。その後も水泳や水中歩行と光線療法を熱心に続けた結果、光線療法5年目の現在では、股関節の痛みは抑えられており、そう急がなければ、不自由なく歩きまわれています。私はこの光線療法と出会わなかったら、とっくに手術していたでしょう。光線療法は自宅でできる最高の方法だと思います。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

馬込沢うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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