変形性頚椎症の手足のしびれが軽減した
東京都/72歳・男性・無職
私は72歳を迎えた男性です。約3ヵ月前より両手足にしびれが出てだんだん強くなり、とくに寒い日や雨の日はつらさが増し、終日しびれが続くことが多くなってきました。物をつかんだり、歩くのもつらくなり、痛みも加わって、生活に支障が出てきました。
病院で検査を受けたところ、頚椎に変形があるので、手術を行ったほうがよいと言われました。しかし、頚椎の手術は怖いので、断っていました。
病院からはとりあえず血行改善薬が処方されましたが、日ごとに頚や両手足のしびれと痛みが強くなってきました。
しびれと痛みの症状は終日現れ、不安は募るばかりでした。散歩がよいのではと思い、犬とゆっくり30分ほど散歩を始めましたが、改善はみられませんでした。
また、若いころより夏でも厚手の靴下を履くほど冷え症で、手足の諸症状は入浴後少し軽減することから、温めるとよいと思い、以前喘息を改善したことがある光線療法を行うことにしました。
早速貴診療所(光線研究所付属診療所)を受診し、次のような支持を受けて、光線照射を通院と自宅照射で始めました。
治療用カーボンは3002-4008番、照射部位は両足裏部・両足首部・両膝部・腹部(以上集光器使用せず)、右手掌部・左手掌部・頚椎下部(以上1号集光器使用)、左右咽喉部は2号集光器使用。照射時間は両足裏部・両足首部・頚椎下部、右手掌部・左手掌部は各10分間、他は各5~10分間で照射しました。
照射開始1週間後、しびれは少しやわらいできました。2週間後、右手と両足のしびれがさらに軽減してきました。病院の医師い都合で手術に対する説明が3週間延期となり、血行改善薬でもうしばらく様子をみることになりました。
その間も、光線療法をしっかりと続け、照射約1ヵ月後、手を冷やすとしびれが強くなるものの、右手のしびれが約半分ほど改善しました。
貴所(光線研究所付属診療所)で4台の治療器で光線照射を行うと、大変気持ちがよく、早く治るような気がするので、自宅用にもう1台増やし2台の治療器で光線照射を始めました。照射1ヵ月半後には、左手にしびれも少し軽減し、右手のしびれはさらなる改善が見られました。また、両足のしびれもよくなり、足どりがしっかりしてきて、犬の散歩も犬に合わせて小走りすることが可能になりました。
病院の担当医には、薬で症状が軽減したので手術を行わないと告げたところ、不可解な顔をされました。
光線照射2ヵ月後、左右の1・2趾(指)のみに軽いしびれが残っていますが、両手足ともにしびれを感じない時間が増えてきました。照射3ヵ月後、冷え症が改善して、両手両足全体のしびれ感がほとんど改善してきました。物もつかみやすくなり、歩行にも支障がなく、日常生活に支障がなくなってきており、完治が楽しみです。手術の説明を聞くのが3週間遅れたことが、本当に幸いでした。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著