腎炎の光線治療
宮城県/女性・北海道/男性(報告者:治療師)
【症例 1】
私が宮城県に2年半ほどおりましたときに、40歳前後の婦人で腎不全で一雫も尿が出ないので1日おきに透析治療を5時間受けている患者さんが受診しました。1週間ほど治療用カーボン3002-5000番で、両足裏部、両足首部、両膝部、腹部、腰部、後頭部また左右咽喉部、各10分間光線治療をつづけたところ、気持ちよく尿がでるようになりました。医師に光線治療をしたら尿が出るようになったと申したところ、そんなものは尿でなく水だといわれたそうです。それからすぐ病院で検査をしても何の以上もなく、透析時間も1時間になりました。現在は自宅で光線治療を続けながらゴルフ場で働いております。
【症例 2】
小樽の高等学校の先生が腎炎で、札幌、小樽などの病院に通院しておりました。小樽の医師の話では、検査は東京でしているとのことでした。当院(光線研究所付属診療所)を12月末に受診し、毎日治療用カーボン3002-5000番で、両足裏部、両足首部、両膝部、腹部、腰部、後頭部又は左右咽喉部を各10分間ずつ光線治療しました。3ヵ月後に東京へ検査に行ったところ、70%のよさであるとのことでした。それから光線治療を2日おきにして約1ヵ月後、再検査の結果治癒といわれました。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・理論と治験」黒田一明著