気管支喘息の夜間発作が治まる
東京都日野市/13歳/女性 (報告者/治療者)
小さい頃から風邪をひきやすく気管支炎から喘息発作をよく起こし、季節の変わり目に特にひどく小学校も休みがちでした。梅雨時から体調が悪く2学期の始めから、夜に喘息発作がひどくなり横になることもできません。吸入剤を使用しても1時間しか効果がなく、来院時は10日間も不眠状態が続き、顔は土気色、眼はうつろ、手足は氷のように冷たく、ふらふらの状態でした。
光線治療は、3000-5000番の治療用カーボンを使用し、同時に4台の治療器で両足裏部、両足首部、両膝部、腓腹筋部を十分に温まるまで30分間、次に腹部、腰部、後頭部を10分間照射しました。
光線治療で顔がやや紅潮し、眼もしっかりし、からだが軽くなったと言って足どりも軽く帰宅しました。その夜は、喘息発作もなく久しぶりによく眠れ、2日後に来院し同様の治療を行いました。
以降、喘息発作は全くなく、学校も2学期の終業式まで1日も休むことなく元気に登校できました。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・理論と治験」黒田一明著