
女性の更年期障害に対する可視総合光線療法 4
【治療例 2】
更年期障害による動悸、呼吸困難、手足の冷え・しびれ、食欲低下、不眠、便通以上
48歳 女性 会社員 161㎝ 51㎏
◆症状の経過
43歳時、動悸、呼吸が苦しく、寒気とともに手足のしびれが出てきた。不安から食欲低下、不眠、便通異常(便秘と下痢)もみられた。病院受診で更年期障害と診断され安定剤など3種の薬を処方された。服薬開始で気持ちは少し落ち着いたが、以前の元気だった状態には程遠かった。友人から光線治療器のことを教えられ当付属診療所(光線研究所付属診療所)」を受診。
◆治療の経過
自宅に光線治療器を用意し毎日に光線治療と服薬を併用した。3ヵ月後、手足の冷えが和らぎ、動悸、息切れ、手足のしびれが軽減した。食欲、便通、睡眠も改善傾向となった。4か月目、病院の医師と相談し徐々に減薬し、3年後には3種類の1日3回服用の薬は1日1回になった。減薬で多少は緊張感が出たり、不眠傾向になったが日常生活に支障はなかった。4年後の現在、更年期障害の諸症状はほぼ全て落ち着き、仕事は順調。毎日ウォーキングを30分行い体調は良好。当所で測定した骨密度検査の結果(若年成人平均値比)は44歳時104%、48歳時117%と改善している。
光線研究・第650号 令和7年6月1日発行 一般財団法人 光線研究所