
唾石症に対する可視総合光線療法 2
【治療例1】
唾石症・左膝痛
63歳 女性 会社員 157cm 65kg
◆症状の経過
61歳時、食事中に軽く喉に詰まる感じがあった。水分をとりながら食事をしていれば問題なかったが、念のため病院を受診し、『右顎下腺に5cmの唾石がある』と指摘された。1ヵ月後に手術日を決めたが、出来れば手術を回避したかった。友人に相談したところ光線治療を勧められた。友人宅で数回治療を試したところ、特に変化は感じなかったが気持ちが良かった。左膝痛もあり当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診。
◆光線治療
治療用カーボンは3001-4008番を使用。⑦②・腰部⑥(以上集光器使用せず)、後頭部③(1号集光器使用)、右顎下腺部(2号集光器使用)を照射。⑦②、右顎下腺部各10分間、他各5分間照射。
◆治療の経過
自宅に光線治療器を用意しほぼ毎日光線治療した「今後、痛みや腫れがひどくなり、食事に支障が出てきたら手術を検討した方が良いが、そうでなければ様子をみてはどうか」との当付属診療所(光線研究所付属診療所)のアドバイスを受け、病院で担当医と相談し手術を延期した。光線治療開始3ヵ月後、以前頻繁にあった食事の詰まる感じが月1~2回程に減ったので手術を中止した。1年後、食事の詰まる感じは無くなり、左膝痛もほぼ気にならなくなった。2年後の現在、光線治療を継続し唾石症の症状は全くなく体調は良好である。
『光線研究 第635号』令和4年12月1日発行 一般社団法人 光線研究所