光線治療を始めてから下肢静脈瘤の経過が良好

 埼玉県  〇田 〇男様

 72歳男性です。5年ほど前に足の痒みと下半身全体の重だるさが続きました。足の血管が浮き出ているのが目立ったので、近所のかかりつけ医を受診しました。医師から『両足の下肢静脈瘤』と診断されました。「まだ軽度で症状もあまり強くないが、皮膚の色が変わり潰瘍ができる程度まで進行すると日常生活にも大きな影響が出てくる。その場合は手術する必要もあるかもしれない」と、説明されました。加えて、「全身の血液循環が何よりも大切、特に、下半身は冷やさないように」と助言されました。

 病院治療としては経過観察で塗布薬を処方され一時は使いましたが、あまり症状に変化が無く、いつの間にかしようしなくなりました。

 3年くらい前から徐々に足が重だるく階段が辛くなり痒みも強くなっていました。医師に相談すると、塗布薬から飲み薬に変えて様子をみることになりました。処方された「オパルモン」を服用すると足が軽くなりました。この薬は血管を拡張し血行を促す効能があることを知りました。以前腎臓を患っていた兄が、光線療法で身体を温めて全身の血行を促し病状が改善したのを思い出し早速、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診し相談しました。

 貴所の先生から、「同様の病状で困っている方の症状軽減や進行抑制に結びつている例は複数ある」と説明されました。兄が使っていた光線治療器は古かったので、メーカーでメンテナンスをして、早速毎日、自宅での光線治療を開始しました。

 毎日光線照射すると、足がポカポカして日毎に足に力が入り易くなりました。数ヵ月毎に貴診療所を受診し、診察の度に写真を撮り、症状が進行していないことを確認することも自信になりました。光線照射を始めて2年半が経つ頃には、歩行も楽になりゴルフを再開できました。病院の担当医から、「手術は不要」とのお墨付きをもらうこともできました。これからも光線療法を継続していきたいと思います。

【光線治療】

治療用カーボン3000-5000番を使用。照射部位は両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・腓腹筋部㉙・腰部⑥以上集光器使用せず。照射時間は、⑦①㉙は各10分間、その他部位各5分間ずつ計40分間照射。

『光線研究 第635号』令和4年12月1日発行 一般社団法人 光線研究所

馬込沢うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

下肢の血行不良・むくみ心臓・血管・血液の病気治療報告