アキレス腱部分断裂後の不調が改善した
東京都 〇竹 〇子様
75歳の女性です。昨年自宅でイスに座ろうとした際に思った場所にイスがなく、転倒してしまいました。幸い頭は打たず、足を踏ん張った時に左アキレス腱の付近が伸びた感じでしたが、生活に支障がなかったため、病院には行きませんでした。
今年になって左アキレス腱のあたりに張りがあると思いながら歩いていました。段差で足が思ったほど上がらず、つまずき転倒してしまいました。今回も直後は歩くことが出来たのですが、痛みがあり病院を受診しました。診断結果は、「左アキレス腱の部分断裂、手術も検討する必要がある」とのことでした。多少痛みはありましたが、歩くことができたので、手術以外の治療がないか、少し離れた大病院を受診しました。医師から、リハビリのためにも、転ばないように気をつけて歩くように指示を受けました。歩きづらくなった場合は手術の必要があると言われました。半年ほど経っても、長時間歩くと腫れがでて、足首を庇っているので膝や腰にも痛みが出てきました。
以前火傷で治療効果を感じた光線治療を試そうと思い、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を訪ねました。貴所先生から「立って生活していればアキレス腱には常に負担がかかるのも仕方ないので、光線を毎日行い血行を良くして治療しましょう」とのことでした。その説明を聞きやってみようと思い、治療器を自宅に用意して毎日治療しました。すると少しずつ、着実に良くなり日増しに歩きやすくなってきました。そして毎日の光線治療を始めてから2ヵ月後には、長時間歩いても痛みは無くなり、階段の昇降も楽になりました。
【光線治療】
治療用カーボンは3001-4008番使用。治療部位は両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・アキレス腱部⑥(以上集光器使用せず)左右咽喉部④(2号集光器使用)。照射時間は⑦・アキレス腱部各10分間、その他部位は各5分間照射。
『光線研究 第633号』令和4年8月1日発行 一般社団法人 光線研究所