
頸椎後縦靭帯骨化症
【治験例1】
62歳 男性 会社員 175cm 69㎏
◆症状の経過
58歳時に右手と右足の動きが悪くなってきた。細かい文字が早く書けなくなり、ネクタイも上手く結べなくなった。病院でのCT検査の結果「頸椎後縦靭帯骨化症」と診断され、検査画像から重度と言われた。しかし、まだ日常生活には困っていなかった。その後、1年間症状に変化はなかった。両親の代から使用している光線治療器を思い出し、症状改善を期待し当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
◆光線治療
治療用カーボンは3002-5000番を使用。⑦②⑥・右上腕部(以上集光器使用せず)、㉜(1号集光器使用)。⑦㉜各10分間、他部位各5分間照射。
◆治療の経過
自宅でほぼ毎日光線治療を行った。半年後、水泳でクロールのときの右手足の動きが良くなり、以前より少し早く泳げるようになった。現在62歳になるが3年間で、右手足の動きはさらに改善、小さな文字を書くことやネクタイ結び、ボタン留めなどの動作は問題なくできるようになっている。頸椎後縦靭帯骨化症は病院で定期的な検査をしているが進行はしていない。
『光線研究 第633号』令和4年8月1日発行 一般社団法人 光線研究所