後縦靭帯骨化症術後
【治験例2】
79歳 女性 主婦 153cm 54㎏
◆症状の経過
65歳時に首の痛みで病院を受診した。頸椎後縦靭帯骨化症と診断され手術しかないと言われた。徐々に頸から肩にかけての圧迫感が強くなり半年後に手術をした。しかし手術後も圧迫感は残り、担当医から「仕方ない」と言われショックを受けた。途方に暮れてていたときに知人から光線治療の話を聞き当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
◆光線治療
治療用カーボンは、3001-4008番を使用し、⑦①②⑥・背中部・㉜・左右首筋部を照射。4年後から治療用カーボンを1000-3002番に変更。⑦㉜10分間、他部位各5分間照射。
◆治療の経過
自宅に光線治療器を用意し毎日光線治療を行った。光線治療後、数時間は圧迫感が楽になった。その後比較的良い状態を維持できていたが、4年後に両腕や両下肢の脱力感を感じるようになってきたので、治療用カーボンを1000-3002番に変更し光線治療を継続。現在79歳に至るまで、若干歩行のしづらさは感じるがゆっくり歩けば問題はない。定期的に病院検査をしているが、後縦靭帯骨化症の進行はみられない。
『光線研究 第633号』令和4年8月1日発行 一般社団法人 光線研究所