狭心症手術後の体調不良が光線治療で良くなった

 東京都 79歳 〇口 〇高様

 約5年前のある日、100mほど歩いた時に胸の痛みを感じました。痛みは数分で治まりましたが、その後も同じような胸の痛みが何日も続いたので病院を受診したところ「狭心症」と診断されました。冠動脈という心臓に血液を届ける血管の1カ所が狭くなっているのが原因で、胸に痛みが出ていると説明されました。1カ月後にカテーテル治療で狭くなっていた血管部分にステントを挿入し、手術後から血流を良くする薬の服用が始まりました。

 主治医から手術は無事成功したと言われたので、ひとまず安心しました。しかし、手術後から何となくふらついたり時々肩甲骨の間に痛みを感じるようになりました。また足元の冷えを強く感じるようになり夜は靴下を履いて寝るようになりました。手術後定期検査でこのことを主治医に尋ねると「手術は成功している、検査でも特に問題はない、そのうち治ると思いますよ」と言われましたが、2年が経っても症状は変わらず、もう一生このままかと諦めかけていました。その頃、妻が友人から光線治療のことを聞き、落ち込んでいた私を貴付属診療所に連れて行きました。

 光線治療は関して詳しいことは殆ど何も聞かずに治療を受けましたが、温かく気持ちが良いことはすぐに実感できました。自宅から近いので、週1回に通院治療を試すことにしました。治療を始めて1カ月後、足の冷えが和らいで夜靴下を履かなくても眠れるようになり、3カ月後にふらつき感じなくなっていることに気が付きました。2年間変わらなかった症状が光線治療で良い方向に向かっている手応えを感じ、とても期待が持てました。そして期待どおりに、4ヵ月後には肩甲骨の間の痛みも治まりました。

 光線治療を始めて3年が経った現在、薬と併用し2カ月毎に病院で診察を受けていますが、毎回経過は順調と言われています。あまり大きな声で言えませんが、大好きなお酒を美味しく飲むことができて体調も良く過ごせているのは光線治療のお陰だと思います。

◆光線治療

治療用カーボン3000-5000番を使用、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②(以上集光器使用せず)、肩甲骨間部⑫(1号集光器使用)、左右咽喉部④(2号集光器使用)。⑦⑫各10分間、その他の照射部位は各5分間照射。

『光線研究 第627号』令和3年8月1日 一般財団法人 光線研究所発行

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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