長年の強い冷え症と高血圧症が改善した
埼玉県/71歳・女性・主婦
私は20歳のときに結婚して、福島から東京に出てきました。その当時、慣れない土地での結婚生活は、あまりにも異なった生活環境だったせいか、とうとう自律神経のバランスを崩してしまいました。
そのため、不眠、食欲低下、動悸、めまい、不安感などさまざまな不快な症状が出てきたので、近くの病院を受診して、処方された何種類もの薬を飲む続けていました。
都会での生活に慣れるにしたがって、それらの症状の徐々に治まり薬も飲まなくなっていました。しかし、それから長年の間ひどい冷え症に悩まされました。とくに足先はいくら温めてもすぐに冷えてしまい、お風呂でからだをじっくり温めるのですが、すぐに冷えてしまう状態でした。
また、以前は少し低血圧ぎみだったのが、数カ所前から急に血圧が高くなり、上が190mmHgまで跳ね上がりました。病院でもらった降圧剤を飲んで、一時的に血圧は下がりましたが、その後は再び上昇してしまいました。降圧剤の量を増やしましたが、あまり下がらないので、だんだん不安になってきました。
そんなある日、友人に冷え症と高血圧の悩みを打ち明けたところ、「光線治療という、すばらしい治療法があるから、あなたも試してみたら?」と勧められ、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を紹介されました。
貴所で診察を受けたあと、初めての光線治療をしました。そのときは、すごくからだが温まりましたが、残念ながら家に戻るころには冷えてしまいました。しかし、光線治療を続ければ、冷え症がよくなりそうな気がしたので、しばらく貴所(光線研究所付属診療所)に通院することにしました。
すると、これまで何をやってもよくならなかった冷えが、数回の光線治療でよくなり、からだも楽になってきました。そこで、さらに通院治療を続けたところ、からだが疲れにくくなり、血圧のほうも安定してきました。
通院治療10回目には、161/83mmHgだった血圧が136/81mmHgに下がりました。最初の治療のときに測った足裏の温度も右足裏24.2℃・左足裏24.6だったのが、右足裏32.6℃・左裏部32.℃にまで上がっていました。
自宅で毎日光線治療をすればさらによくなるのではないかと思い、治療器を用意しました。これからも、からだを冷やさないようにして、安定した血圧を維持できるように、自宅での光線治療に励みたいと思います。
◆光線治療
治療用カーボン:3002-5000番。
照射部位・時間:両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②を各10分間照射、後頭部③・左右咽喉部④を各5分間照射、⑦①②は集光器使用使用せず、③は1号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修