冷え症、頻尿が改善、笑顔になった

 東京都/60歳・女性・会社経営

 若いころから大変な冷え症で、とくに足先とお腹の冷えが強く、下痢をすることが多いので、夏でも厚めの靴下をはいていました。

 3年前に夫を病気で亡くし、夫の会社を引き継いで、自分なりにがんばってきました。しかし、慣れない仕事の上、社内はもとより取引先との人間関係のストレスで、体調を崩しました。

 足先が冷たいのに顔がほてる、疲れがたまっているのに眠れない日々が続きました。夜中に何回も目を覚まし、日中でもトイレ回数も3回くらいありました。日中でもトイレが近いため、車やバスでの旅行が心配で、出かけたくても出られずにいました。頻尿の薬を飲んでいるのに、尿が少したまったり、咳をしたりすると尿を漏らすことが多く、とても困っていました。

 そんな折、久しぶりに会った友人から光線治療を勧められ、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。

 診察のあと、40分間の光線治療を受け、しばらくの間、週2回を目安に通うことにしました。

 光線治療3回目には、からだが楽に感じられ、夜間も少しずつ眠れるようになってきました。

 光線治療6回目になると、それまでは光線治療による温かさをあまり感じなかったのが、初めて温かさを感じ、その日は久しぶり硬くてよい便が出て、下痢から解放されました。

 光線治療10回目には、足先とお腹の冷えがかなりやわらぎ、夜間のトイレ回数も1回だけとなり、年来の睡眠不足も解消しました。

 その後は、尿がたまったとき、咳をしても尿を漏らさなくなりました。頻尿の薬は、排尿の調子がよくなってきたので、服用をやめたいと担当医に申し出たところ、「いいでしょう。薬を中止して様子を見ましょう」と言われました。それからも貴所(光線研究所付属診療所)に通って光線治療を受けました。

 光線治療15回目には、足先から全身にかけての冷え感がなくなり、夜間にトイレに起きずにすむ日も増えて、よく眠れるようになりました。また、多少冷たいものを食べても下痢をしなくなり、からだの調子もよくなりました。

 体調がよくなると、自然に笑顔が出るようになり、会社全体の雰囲気もよくなってきました。お陰さまで、社内の人間関係や取引先との関係も良好になり、明るい気持ちへの切り替えも速くなりました。今まで抱え込んでいたストレスも解消し、心の底から明るくなりました。

 すばらしい光線治療を教えてくれた友人や貴光線研究所の皆様には感謝しています。本当にありがとうございました。

◆光線治療

治療用カーボン:3002-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦を20分間照射、両足首部①・両膝部②・腹部⑤・腰部⑥・後頭部③を各5~10分間照射。⑦①②⑤⑥は集光器使用使用せず、③は1号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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