生理痛、子宮筋腫、冷え症が治った

 東京都/65歳・女性・主婦

 光線治療との出会いは、不思議なご縁です。

 40歳代のある日、電車の座席にいた私は生理痛がひどく、とても苦しくてたまりませんでした。そのとき、たまたま隣に座っていた女性に声をかけられ、次の駅で一緒に電車から降ろされ、タクシーで彼女の自宅まで連れて行かれました。

 私は、痛みと苦しさで彼女の言われるままになっていました。仰向けに寝かされ、靴下を脱がされると、何やらブーンと音のする温かいものを足裏に感じました。20分ほどでしたが、その温かさを感じ、気持ちよくなってくると、生理痛が嘘のように楽になり、すぐに元気なりました。

 それが、光線治療との初めての出会いで、そのときいただいたメモを頼りに貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。生理痛が強かったのは、グレープフルーツ大の子宮筋腫があったせいで、病院では手術と言われていたのです。生理痛に劇的に効いた光線治療なら子宮筋腫にもよいと思い、治療方法の指導を受けました。早速、自宅に治療器を用意して、光線治療を始めました。

 足の冷えが強かったせいか、とくに両足裏部⑦への照射はとても気持ちよく、1日2~3回照射しました。光線治療を毎日続けるうちに、徐々に冷えもなくなり、あんなに強かった生理痛もかなり軽くなりました。そのほかに腰痛もあったのですが、それもなくなりました。

 子宮筋腫のほうは、閉経を迎える時期とも重なって、しだいに小さくなりました。その後、膝や肩の痛み、けがや火傷など、私や家族のさまざまな場面で光線治療が役立ち、いまでは生活になくてはならないものになっています。

 長男はアトピー性皮膚炎がひどく、ステロイドや漢方治療などの治療を試しましたが、よくなりませんでした。どんどん重症化して、「もうこれは治ることはない」と、病院でもさじを投げられました。本にもそこで観念して、光線治療を始めたところ、多少の時間はかかりましたが、すっかりきれいな皮膚になりました。

 初めて光線治療を行ってくれた女性は、いまだに誰だかわかりませんが、光線治療との縁をつくっていただいて、本当に感謝しています。

◆光線治療

治療用カーボン:3001-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・左右下腹部㉓㉔を各10分間照射、両足首部①・両膝部②・腰部⑥・後頭部③を各5分間照射。⑦①②⑥は集光器使用せず、③㉓㉔は1号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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