白内障が改善、長年の冷え症も治った

 埼玉県/80歳・女性・主婦

 若いころから冷え症で、とくに左足の冷えが強く、冬になると左足裏がジンジンと痛みました。からだが温まると勧められれば、漢方薬を飲み、足湯がよいと聞けば足湯を行いました。ラジウム温泉がよいと聞けば足湯を行いました。ラジウム温泉にも行きました。しかし、一時的には温まるものの、すぐに冷えてしまう状態でした。

 その後も、鍼治療やお灸、温湿布などの治療法を試しましたが、一向に改善せず、80歳になって一生このままかと半ばあきらめておりました。

 それに加えて、4~5年前から両眼が白内障になりました。日中はさほど気になりませんが、夕方になると視界がかすみ、眼がしょぼしょぼして、とても見えづらくなってきました。

 物がだぶついて見えるようになり、受診した眼科では、「左右の視力がずい分違う」と診断され、しばらく点眼薬をさして様子をみておりました。

 そんな折、知人から光線治療を勧められました。身体が心から温まると聞いて、早速、貴付属診療所を受診し、光線治療を受けました。

 治療は大変気持ちよく、最初の治療を受けた日は足裏が夜魔で温かく、すっかり光線治療の虜になりました。貴所(光線研究所付属診療所)までは少し遠かったのですが、しばらく通うことにしました。

 3回目の通院のとき、自宅で治療を行うために、また家族にも使わせたいと考え、治療器を自宅に用意しました。その日から自宅での治療も始めました。しかし、貴所で受ける治療器4台での治療効果は大きく、週に1~2回通院を続けました。すると、2週間後には、左足の冷えが以前の半分くらいになり、歩く速度もいくぶん速くなったようです。

 治療1カ月後、冷えが改善して、目のしょぼつきも軽くなり、通院が待ち遠しくなりました。

 治療2カ月後には、照射したあとに汗をかくほど温まって、毎日よく眠れるようになりました。白内障のかすみと眼のしょぼつきが少なくなり、新聞の活字はが見えるようになりました。

◆光線治療

治療用カーボン:1000-5000番と3001-5000番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②を各5分間(以上は1000-5000番)照射、左右こめかみ部㊱㊲を各5分間(3001-5000番)照射。⑦①②⑤⑥は集光器使用せず、③は1号集光器使用、㊱㊲は2号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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