長年のアレルギー性鼻炎が改善した
千葉県/64歳・女性・主婦
28歳ごろから、鼻水や鼻詰まりが出るようになりました。近所の耳鼻科で受診したところ、アレルギー性鼻炎と診断されました。
スギ花粉が飛散する春先だけでなく、イネ科の植物やブタクサなどが飛散する秋の時期にも、鼻炎に症状が出ました。また、ハウスダストにも反応するのか、鼻詰まりは一年中続いて、いつもスッキリしませんでした。とくにからだが冷えると症状は悪化し、鼻での呼吸が困難となり、口呼吸になりました。この鼻詰まりのせいで睡眠は浅く、途中何度も目が覚めて、ほとんど眠れない日もありました。食欲も落ちて月経不順になり、精神的にも不安定になってしまいました。
そんな私を心配した友人が「光線治療を試してみたら」と貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診することにしました。
初めて光線治療を受けたとき、からだが温まってきたのと同時に、鼻詰まりがスーッとやわらいでいくのがわかりました。貴所での治療のあと、しばらく経ってから、鼻詰まりはまた元に戻ってしまいました。しかし、一瞬でもつらかった鼻詰まりがやわらいだ体験から、今後の治療に大きな希望を持ったことを強く覚えております。
それから光線治療を自宅に用意して、できるだけ毎日光線治療を行いました。自分のからだの冷えに気づき、その冷えていたからだが温かくなってくると、鼻炎症状は少しずつやわらぎ始め、鼻呼吸ができる時間も徐々に延びてきました。
治療開始2カ月くらいで、鼻炎症状はほとんど気にならなくなり、病院の薬は中止したと思います。それでも、鼻炎症状は悪化することはありませんでした。
あれほどひどかった鼻炎が嘘のように軽くなり、月経不順も改善して、結婚後2人の子どもを出産することができました。
その後は、花粉の飛散量が多い年は鼻炎症状が少し出ることもありますが、光線治療をしたあとは症状は軽くなるので、本当に助かっております。
◆光線治療
治療用カーボン:3001-4008番。
照射部位・時間:両足裏部⑦・腰部⑥を各10分間照射、両膝部②・左右下腹部㉓㉔・後頭部③・左右咽喉部④・眼・鼻部⑯を各5分間照射。⑦⑥②は集光器使用せず、㉓㉔③は1号集光器使用、④⑯は2号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修