息子のアレルギー性鼻炎がよくなった
和歌山県/11歳・男児(139cm、27kg)(報告者・母親)
息子は生まれたときからアレルギーがひどく、1歳ごろからはアトピー性皮膚炎で大変でした。かゆみのため、いつもぐずっていました。母乳を飲む量も少なく、なかなか体重も増えず、心配をしていました。
幼稚園い通い始めてからも、好き嫌いはありませんでしたが食は細く、早生まれでもあるので、同級生の中ではいちばん小さく、とても心配しました。
しかし、小学校3年生ごろには、毎日通ううちに体力もついたのか、アトピー性皮膚炎がきれいになってきました。ほっとしたのもつかの間、今度は鼻が詰まるようになり、夜はいびきで寝苦しそうにしていました。朝起きると、かならずくしゃみをするようになりました。
受診した耳鼻科ではアレルギー性鼻炎と診断され、抗アレルギー剤を処方されました。しかし、その薬ではほとんど症状は改善しませんでした。
そのころ、私自身もじんま疹が発症して全身がかゆくなり、眠れなくなりました。
そんな折、妹から光線治療を紹介されました。治療用カーボン3000-5000番の組み合わせで、かゆい部分を照射すると、かゆみが楽になりました。息子のアレルギーにも効果があるかと思い、カーボンの組み合わせをいろいろ変えて、眼・鼻部⑯を照射しましたが、効果は見られませんでした。
そこで、春休みに思い切って貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。貴所では、「足の冷えを治さなければ、アレルギーの改善は見られません」とアドバイスをいただいたので、眼・鼻部⑯だけでなく両足裏部⑦もしっかり照射するようにしました。
両膝裏部⑦をしっかり照射すると、1ヵ月後にはいびきが少なくなってきました。梅雨のときには、一時的に鼻が詰まることもありましたが、夏休みが始まるころには、日中も鼻図詰まりがなくなり、においもよくわかるようになりました。
鼻の通りがよくなり、頭もすっきりしたので気分がよいと、明るい笑顔を見せています。お陰さまで、耳鼻科にも通院治療の必要がなくなりました。
また、 小学校入学以来、毎年視力が低下して、昨年から授業中はメガネをするようになりましたが、光線治療を始めて2ヵ月後、メガネなしで見えると言い出しました。息子は、光線治療で本当に元気なりました。ありがとうございました。
◆光線治療
治療用カーボン:3001-5000番。
照射部位・時間:両足裏部⑦を各10分間照射、眼・鼻部⑯をやや遠めの照射距離で、軽く目を閉じで10分間照射。⑦は集光器使用せず、⑯は1号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修