
前立腺ガンの進行が5ヵ月で止まった
神奈川県/75歳・男性・無職
光線治療器は、以前、私の左足に帯状疱疹ができて痛みがとれないとき、娘の義父から紹介され使い始めました。帯状疱疹の痛みには、とてもよく効き、神経痛も残らずすっかり治りました。
6年前に尿が近くなり、夜も2時間おきにトイレに立つようになりました。年齢のせいで仕方ないかなとも思いましたが、排尿の始めのときに痛みが出るようになったので、地元の泌尿器科で診てもらいました。
その結果、前立腺が腫れていて、PSA値(70歳以上の基準値は4.0ng/㎖以下)が、基準値の10倍近く(39.8ng/㎖)もあるとのことでした。生検(病変の細胞を採取して顕微鏡で調べる検査)の結果、前立腺ガンと診断されてとても驚きました。
「治療法は、手術療法・放射線療法・ホルモン治療の中から選んでください」と言われて、からだにいちばん負担の少ないホルモン治療を選び、月1回の注射を受けました。
しかし、ホルモン剤の治療だけでは心もとなく、帯状疱疹で役立った光線照射もよいのではないかと、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。貴所の先生に「前立腺ガンは、病院の治療と光線治療を併用すると、大変経過がよくなりますよ」よ元気づけられ、光線照射の説明を受けました。前立腺ガンの光線照射を毎日続けたところ、排尿時の痛みも減ってきて、夜間頻尿も少なくなりました。
3ヵ月ほど光線治療を続けるとPSA値は2.07ng/㎖まで下がり、排尿時の痛みもとれ、毎晩5~6回あった夜間頻尿も2回に減りました。
さらにその2ヵ月後には、PSA値は0.54ng/㎖まで下がり、病院の先生も驚いていましたが、これは光線治療の効果に違いありません。
現在発病して6年が経ちましたが、ホルモン注射は3ヵ月に1回になり、毎日光線照射を続けて、前立腺ガンの進行はなく安定しています。
◆光線照射(前立腺ガン)
治療用カーボン:1000-4008番。
照射部位・時間:両足裏部⑦・左右下腹部㉓㉔を各10分間、両膝部②・腰部⑥を各5分間照射、前立腺部㉖を
10~20分間照射。⑦②⑥は集光器使用せず、㉓㉔は1号集光器使用、㉖は2号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修