前立腺ガンの放射治療の後遺症が軽減する

 東京都/76歳・男性・無職

 73歳のとき、前立腺ガンの放射線治療を受けました。放射線治療後、定期検査でPSA値(70歳以上の基準値は4.0ng/㎖以下)はずっと0.1ng/㎖を維持して、経過は順調でしたが、1年前に陰部と肛門の間、会陰部に突然痛みを感じ始めました。

 朝起きたときや夜間に痛みはないのですが、日中に痛みが出て気になりました。

 放射線治療を受けたときの医師に相談したところ、「放射線治療の後遺症の可能性があります。とりえあえず痛み止めを服用して様子を見てください」と言われ、痛み止めを服用して様子を見てください」と言われ、痛み止めを服用して様子を見てください」と言われ、痛み止め薬を処方されました。

 しかし以前、坐骨神経痛にとても効果があった、光線治療を試してみようと思いました。

 放射線治療後の後遺症の痛みに、光線治療は効果的なのか、どこへ照射するのがよいの確認のため、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。その後は、自宅で毎日光線治療を行いました。治療のたびに会陰部の痛みは少しずつやわらぎ、2カ月後には痛みがなくなり、その後も再発はありません。

 ところが、放射線治療からは徐々に悪化した尿の切れが1ヵ月前ごろからさらに悪くなりました。ときどき尿が漏れるようになり、やむなく尿漏れ防止用パッドをつけました。このことは病院には相談しませんでしたが、自分ではこれも放射線治療の後遺症だと思いました。

 この症状を貴所(光線研究所付属診療所)で再度相談したところ、左右下腹部㉓㉔をそれぞれ10分間追加で照射して、それでも症状に変化がなくて、気になるようであれば、主治医に相談するようにアドバイスを受けました。

 左右下腹部への追加照射を始めて1ヵ月経過した現在、尿の切れが以前よりよくなり、尿漏れがなくなりました。光線治療のお陰で、放射線治療後の症状が改善したので、日常生活にも支障なく、健康に過ごさせております。

◆光線治療(放射線治療の後遺症)

治療用カーボン:3001-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・前立腺部㉙・腹部⑤・腰部⑥を各5分間照射。⑦①②㉙⑤⑥は集光器使用せず、㉖は2号集光器使用。のちに尿漏れ治療で、左右下腹部㉓㉔を各10分間追加照射。㉓㉔は1号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

治療報告泌尿器の病気腎臓疾患・排尿障害・膀胱疾患・尿管結石