亜急性甲状腺炎が1ヵ月で完治した

 神奈川県/32歳・女性・主婦(158cm、65kg)

 昨年末、風邪をひきましたが、子どもがまだ生後5ヵ月の授乳中なので風邪薬を使えず、風邪が治るまで長引いていしまいました。

 すると、1月の中ごろに突然、食事中に喉が痛み、飲み込むことがつらくなりました。上を向いたり横を向いたりすると喉が痛みがあり、喉の左側にしこりが見つかりました。 

 熱を測ると40℃もあったので、また風邪かと思って、病院に行きました。検査の結果、亜急性甲状腺炎とのことでステロイド治療が必要だと言われました。しかし、それをすると、授乳できなくなるので、ステロイド治療を断りました。

 主治医からは「自然に治癒することもありますが、治るのに半年以上かかることもあります」と言われ、光線治療に頼るしかないと思いました。光線治療は、実家の両親が長年愛用しており、父は心筋梗塞の後の体調管理に、母は糖尿病の合併症予防に活用していて、絶対の信頼をしていました。

 貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に治療法を問い合わせ、その処方に従って、自宅で光線治療を始めました。

 早く治りたい一心で、1日2回、左右咽喉部④は20分間照射しました。 すると3日目ころから、喉の痛みが軽くなってきました。その後も日々症状が軽くなっていくのがわかりました。2週間で喉の痛みは亡くなり、しこりも小さくなりました。

 主治医から、「ステロイド薬を使わないと、1ヵ月ぐらいは全身の倦怠感や動悸が続きます。また、手のふるえが出ることがあります」と言われましたが、光線治療をすると日々が体力が回復して、子育ての疲れも感じないほど、体調がよくなるのを実感しました。

 2週間後には、1日1回の光線治療にしましたが、主治医に言われた症状はでませんでした。

 念のため、1ヵ月後に病院で検査を受けましたが、喉のしこりは消えて、甲状腺ホルモン(TSH検査)の値も正常範囲でした。主治医は「1ヵ月で完治するのは信じられない」と驚いていました。

 光線治療のお陰で、授乳を続けながら、早期に治すことができました。

◆光線治療

治療用カーボン:3001-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦を10分間照射。左右咽喉部④を左10分間、右5分間照射、両膝部②・後頭部③を各5分間照射。⑦②は集光器使用せず、③は1号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

代謝・内分泌・免疫の病気治療報告