バセドウ病の数値が改善、薬も中止できた
東京都/50歳・女性・会社員(164cm、63kg)
35歳のとき、結婚問題で家族ともめ、仕事の忙しさもあり、大きなストレスを抱えていました。それがもとで発汗、手のふるえ、動悸、疲労感などが強く出てきました。
病院を受診したところ、甲状腺機能が亢進するバセドウ病と診断され、とても驚きました。すぐに服薬を始めて症状はとれてきましたが、毎年春になると、動悸が強く出て困っていました。
また、バセドウ病が原因で不眠症になりました。寝つきも目覚めも悪く、熟睡感もなく、睡眠導入剤と精神安定剤で何とか眠れる状態でした。有効な治療法もなく、10年くらいはそんな感じでした。
3年前、腰が痛くなったとき、同僚に光線治療を勧められて、バセドウ病の症状にも光線治療が有効と聞いて、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)で光線治療を受けました。光線治療は大変気持ちがよく、治療後はとても眠くなりました。
2~3日おきに通院しましたが、たった3回の治療で腰痛がとれて、痛み止めが不要になりました。また、睡眠薬が効きすぎるようになり、いままでの半分の量でも眠れるようになりました。
光線治療の効果が実感できたので、早速、治療器を求めて、自宅治療を始めました。すると、例年なら冬場に動悸が出るのですが、その年の冬は、出ないですみました。
4~5ケ月光線治療を続けてころには、薬をほとんど使わなくてもよく眠れるようになりました。さらに、甲状腺機能の数値が大変よくなって、担当医から「薬を中止して、様子を見ましょう」と言われました。長年飲んでいた薬がやめられて、とてもうれしく思いました。
現在、光線治療を始めて3年になります。バセドウ病の症状は、薬を飲まないでも安定して、毎年春に出ていた動機も出ていません。よく眠れるようになってきたせいでしょうか、体調もよくなり、水中歩行や、以前行っていた和弓も再開できるようになりました。和弓で肩を痛めても、光線治療であっという間に治るので、仲間からも驚かれています。
◆光線治療
治療用カーボン:3001-4008番。
照射部位・時間:両足裏部⑦・両膝部②・腰部⑥を10分間照射、左右咽喉部④を各5分間照射。⑦②⑥は集光器使用せず、④は2号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修