膵のう胞が縮小、夫の総胆管ガン術後が順調
兵庫県/62歳・女性・主婦
祖母の代から光線治療のお世話になっております。何とか困ったときは光線療法で助けられ、ありがたく思っています。
私は人間ドッグで、膵臓に6cmくらいの、膵のう胞が見つかりました。医師からは「悪性ではないので、半年ごとの検査で様子を見ましょう」と言われ、病院では何の治療もありませんでした。
そこで、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に問い合わせて、治療用カーボン:3001-4008番で光線照射をしておりましたら、2年後の検査で、4cmまで小さくなっていました。小さくなるのでは珍しいようで、病院の先生がとても不思議がっておりました。
このたびは、残念なことに、夫が総胆管ガンになり、胆のうと胆管と膵臓それに十二指腸の一部を切除しました。手術後は食欲がなく、吐くこともありました。消化のよい食べ物をとっているのに、なかなかよくならず、一進一退の状態でした。また、便はいつも下痢便でした。
夫が退院したら、光線治療で元気にしたいと思い、再び貴所(光線研究所付属診療所)に問い合わせて、総胆管ガン術後に行う光線治療の処方をいただきました。
注意事項として、「退院直後はまず両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②の照射から始め、様子を見て徐々に照射部位を増やすように」と言われました。先月退院しましたが1週間は熱があり、何も食べられなかったので、指示の通り、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②の照射から始め、徐々に照射部位を増やし、毎日光線治療を続けました。
そうしたところ、徐々に食べられるようになり、今では、何でも食べられるようになりました。また、よい便が出るようになりました。光線治療のお陰で、ガン手術後の夫が元気になり、ありがたく思っています。
これから、いよいよ抗ガン剤による治療が始まる予定ですが、抗ガン剤の副作用の軽減のためにも、光線治療を役立てたいと思います。
◆光線治療(総胆管ガン)
治療用カーボン:1000-4008番。
照射部位・時間:両足裏部⑦・背正中部㉘・肝臓部㉗を10分間照射、両足首部①・両膝部②・腹部⑤・腰部⑥を各5分間照射。⑦①②⑤⑥は集光器使用せず、㉘は1号集光器使用、㉗は2号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修