肝臓ガンで腹水もあるが、母は元気です
東京都/80歳・女性・主婦(報告者・娘)
母は、55歳のときに潰瘍性大腸炎で手術をし、そのときに輸血をしました。その後、潰瘍性大腸炎のほうは落ち着いていましたが、C型肝炎だとわかり、強力ネオミノファーゲンシーの注射をずっと受けていました。肝機能検査(ASTの基準値9~32IU/ℓ・ALTの基準値4~37IU/ℓ)の数値は、たしか60~80IU/ℓくらいでしたが、徐々に進行していたのだと思います。
77歳のときに、肝臓ガンが判明しました。本人にもガン告知をしましたが、そのころは症状もなく元気でした、もともと前向きで明るい性格なので、さほどショックは受けなかったようです。病院での治療と並行して、同時に光線治療も行うことにしました。
光線治療は、私が以前から使っており、父が肺ガンになったときも、光線治療を行ったお陰で、最期まで苦痛がなく延命できました。母もときどきは光線治療を行いましたが、あまり熱心ではありませんでした。肝臓ガンがわかった時点で、貴付属診療所の指導を受け、治療器2台を使って、光線治療を始めました。
肝臓ガンは、抗ガン剤を直接肝臓に注入する治療で、一旦は消えましたが、その後何回が小さいガンが再発しました。これまで6回も肝動脈塞栓術(肝動脈に抗ガン剤を注入し、肝動脈に栓をして塞いでしまう手術法)の治療を受けました。しかし、光線治療のお陰で体調を崩すことなく、いまも大変元気に過ごしています。
昨年の検査では、腹水がたまっていると言われ、さすがに母もショックを受けたようですが、相変わらず元気で、とても病人にもは見えません。
肌のつやもよく、食欲も落ち着いていません。父の他界後、母はずっと一人暮らしですが、老人会の役員などを精力的にこなし、毎日のように外出しています。私ともよく旅行に出かけています。
肝臓ガン以外にも、白内障や黄斑変性症の病気もあるのですが、治療用カーボン3001-5000番を使用して、眼・鼻部⑯にも光線治療を行っているお陰でしょうか、眼の症状は進行せずに、日常生活にはほとんど支障がないようです。
母にはこれからも光線治療を続けて、元気に過ごしてほしいと思っています。
◆光線治療
治療用カーボン:1000-3001番。
照射部位・時間:両足裏部⑦・両膝部②・腹部⑤・腰部⑥・肝臓部㉗・背正中部㉘・後頭部③を各10分間照射。⑦②⑤⑥は集光器使用せず、㉘③は1号集光器使用、㉗は2号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修