巨大肝のう胞が3分の1以下に縮小した
神奈川県/75歳・女性・主婦(146cm、41kg)
65歳のとき、人間ドラックで肝のう胞と診断されました。肝のう胞とは、液体入った袋状のものが肝臓の中にできるそうです。ほとんどが良性で悪性ではないそうですが有効な治療方法がないので、そのまま経過観察となりました。
しかし、私の肝のう胞は5.7cm×5.1cmと大きく、巨大肝のう胞と言われて驚きました。肝臓の働きにはとくに問題ないようですが、右耳の後ろから右の首すじ、右胸にかけて、張りと痛みが出るようになりました。
「肝のう胞とそれらの痛みは関係ありません」と病院で言われましたが、自分では関係があると思えるので、とても心配しました。肝のう胞は小さくならないといわれてましたが、もしかしたら光線療法でよくなるのではないかと思いました。
光線療法との出会いは、40歳代のときです。
転んで肩を痛めたあと、半年経っても腕が水平より上がらず、困っていました。近所の整形外科に受診してもよくならず、整骨院に通っていたときに、友だちに光線療法を勧められました。
早速、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に相談して治療器を自宅に用意して光線治療を行ったところ、あっという間に肩の痛みがよくなりました。 それからあちこち痛みが出たときなどに、光線療法をおこなっていました。
それまではときどきしか行っていなかった光線治療でしたが、肝のう胞と言われてからは、1日も休まず続けました。1年後には治療器を2台に増やして照射を続けました。
3年前の病院検査では、巨大肝のう胞の大きさ自体は変わっていませんでした。肝臓に光線治療を行うと、首すじのこりがずい分楽になりました。私の直感通り、やはり肝のう胞と首すじのこりは関係あるなと思いました。
その後、さらに治療器を3台に増やして、光線治療を続けました。すると、4年目の病院検査では、何と肝のう胞が半分の大きさに縮小していました。病院の先生も「肝のう胞が小さくなることはないはずなのに」と、驚いていました。
肝のう胞と診断されてから9年経ちますが、のう胞の大きさは3分の1以下に縮小して、しかも石灰化していると言われています。
強かった右首すじのこりも、肝のう胞が小さくなるにつれて、なくなりました。改めて光線療法の効果に驚かされました。
◆光線療法
治療用カーボン:1000-3001番。
照射部位・時間:両足裏部⑦・肝臓部㉗・右首すじ部を各10分間照射、両膝部②・腰部⑥・後頭部③を各5分間照射。⑦②⑥は集光器使用せず、㉗は2号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修