ガンを疑われた大腸ポリープが改善
兵庫県/70歳代・男性・無職
日ごろ、家内や中学生の孫が光線療法ではお世話になり、ありがとうございます。
さて、このたびは私の光線治療を報告します。
大腸の内視鏡検査を受けたところ、大腸の左上のほうに、大きさ4cmほどのポリープがあることが判明しました。しかも、「悪性度が高い、つまりガンの確率が高い」と言われ、とても驚きました。
担当の医師の説明では、「突き出た形のポリープで、大きさ2cm以内であれば、通常の内視鏡切除術で簡単に切除できる。しかし、2cm以上でしかも平らなタイプのポリープは簡単には切除できず、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)と呼ばれる方法での内視鏡切除術か、回復して切除する方法で処置する」とのことでした。
からだへの負担を考えて、ESD手術を選びましたが、この方法だと、根が深いポリープは完全に切除することはむずかしいとのことでした。もし、そのポリープが悪性(ガン)であって、しかも完全に除去できなかった場合は、ガンの転移も考えられるとのことでした。
ここは光線療法で何とか転移を抑えたいと考え、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に相談して、治療指導を受けました。手術するまで1ヵ月あったので、その間家で、光線治療に励みました。
1ヵ月後、病院での手術を受けました。切除したポリープは5cmの大きさだったとのことです。しかし、手術の所要時間は4時間と言われていたのが、3時間ですみ、ポリープは残らずきれいに切除できました。また、手術後も出血することもなく、すべて順調に回復に向かい、手術の2日後には退院することができました。
その後、切除したポリープの病理検査で、「ガンは検出されませんでした」とのうれしい診断を受けました。手術がスムーズに運んだのも、ガン細胞がなかったのも、手術前に1ヵ月間光線治療を行ったことが功を奏したと思っています。
◆光線治療
治療用カーボン:1000-4008番。
照射部位・時間:両足裏部⑦・腰部⑥・左下腹部㉓を各10分間照射、両膝部②・右下腹部㉔を各5分間照射。⑦⑥②は集光器使用せず、㉓㉔は1号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修