高齢の母の直腸脱が手術せず改善する

 徳島県/93歳・女性・主婦(報告者・妻)

 20年あまり、光線療法に何度も助けられてきたことを、心から感謝しております。

 この度、93歳になる母が直腸脱と診断されました。ゴルフボールくらいの腸が肛門からときどき出てくるのです。病院の先生は、当初は手術の必要はないという方針でしたが、ついに手術すること提案されました。

 高齢の母の体力を考えると、完全に治癒しなくても、できれば手術せずに、光線治療で日常生活にあまり支障がない程度になればよいと思っていました。もし、手術することになっても、手術ごの痛みを軽減し、早く回復することに光線治療が役立つと思っていました。医師からは、「手術をするのか、しないのか」の返答を求められていましたので、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に相談しました。

 貴所からは「手術は、やはりご高齢なので負担がかかりますし、直腸脱が光線治療によって出にくくなっている例はあるので、しばらく光線治療を行われてようすを見られたらどうでしょう」とアドバイスをいただきました。

 早速、貴所のアドバイス通り、肛門から出てきた直腸を入れ戻しから光線治療を続けました。しかし、どうしても、いつも直腸が出ているようでした。ベッドで寝返りするだけででも出てしまうのです。2週間光線治療を続けましたが、効果が出ず、光線治療が本当に有効なのか、光線治療を行いながら先が目に見えない状況でとても不安になり、再び貴所に問い合わせました。

 貴所からは、「ご高齢でもあり、直腸脱が改善できる場合でも、時間がかかります。あせらずに、もうしばらく光線治療を続けてください」とのことでした。

 もう少し様子をみようと思い、毎日根気よく光線療法を続けました。すると、光線をかけ始めて1ヵ月過ぎたころから、直腸がでなくなりました。お陰さまで、以前に生活に戻れて、母もとても喜んでいます。

 再発しないように、しばらく光線治療は続けていくつもりです。手術しないで直腸脱を治すことができて、今回も光線治療に助けられました。

◆光線治療

治療用カーボン:3001-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・肛門部㉑を各5~10分間照射、腹部⑤・腰部⑥を各5分間照射。⑦⑤⑥は集光器使用せず、㉑は2号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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