再発を繰り返す上行結腸ポリープが改善

 奈良県/54歳・男性・会社役員

 3年ほど前、便秘と下痢を頻繁に繰り返し、病院を受診したところ、上行結腸ポリープと診断されました。ポリープは大きいのが1個、小さいのが2~3個あるとのことでした。

 しばらく薬を飲んで様子を見ていましたが、その後の血液検査で潜血反応が続けました。さらに精密検査で、「放っておくとガン化する可能性のある細胞が存在する」と診断されました。入院して手術を受けることになりました。手術前に、内視鏡による検査切除(細胞診)を受けたところ、クラスⅢの疑いがあると言われました。 

 半年後の検査で、またポリープが見つかり、2回目の内視鏡による手術を受けました。医師から、「ポリープができやすい体質だから、またどこにできるかわからない」と言われ、心配でなりませんでした。

 そのような折、同窓会で会った友人から光線治療を勧められ、貴付属診療所(光線研究所付属診療)に相談しました。

 私は数年前から、ときどき頭頂部にかゆい湿疹ができ、かきむしるので頭髪が抜け、部分的に薄くなってしまったことも相談しました。貴所の先生からは、からだの冷えがあるようなので、その治療が必要だとの指導がありました。

 早速、光線治療器を用意して、光線治療を1ヵ月続けました。すると、からだが温まり、頭の湿疹のかゆみも少なくなってきました。

 治療3ヵ月目には、冷えがよくなってきて、つらかった便秘と下痢も改善しました。

 光線治療から半年後、病院で大腸内視鏡検査を受けました。担当医からは「腸は大変きれいで、いまのところ何の心配もありませんが、念のため、1年後にもう一度腸のの検査をしましょう」と言われました。 

 そして先日、大腸内視鏡検査を受け、「腸にもほかの臓器にもポリープが見つからず、腸の働きは前よりもずい分よくなっているようです」と太鼓判を押されました。あとは何かあったときに受診してくださいと、卒業証書をいただきました。光線治療を始めて、風邪は一度もひいていません。からだがしっかりしてきたのがよくわかります。

◆光線治療

治療用カーボン:1000-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・両膝部②・腰部⑥・右下腹部㉔・背正中部㉘・後頭部③を各5分間照射。⑦②⑥は集光器使用せず、㉔㉘㉓③は1号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

 

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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