手術できないほどの食道ガンが消失した
東京都/66歳・男性・無職(報告者・妻)
私の夫は、3年前に食道ガンになりました。
食べ物の通りが徐々に悪くなって、病院を受診しました。当初はとくに異常はないと言われましたが、その後さらに食べ物の通りが悪くなり、内視鏡検査をしようとしたところ、内視鏡が食道につかえて検査できず、MRI検査を受けました。
その結果、食道の入り口から12cmもガンが広がっており、リンパ節にも転移がありました。手術はむずかしく、「手術をした場合、声も出なくなってしまうので、大変きびしい状態です」と宣告を受けました。
私も夫も目の前が真っ暗になりましたが、できるだけのことはやってみようと思いました。声が出なくなるおそれもあるので手術はやめて、放射線と抗ガン剤治療を受けることにしました。
私の母が長年光線療法を行っていたので、主人の病気にもよいと思い、光線治療を始めました。
朝と夜、しっかりと光線治療を行い、さらに通院で放射線治療を始めたところ、放射線3回目から少しずつ食べ物の通りがよくなり、以前と同じくらいの食事がとれるようになってきました。
32回の放射線治療が終わり、CT検査で、ガンがかなり縮小していて、病院の先生も予想以上の効果に、たいへん驚かれておりました。その後、月1回の抗ガン剤治療を続けていますが、先日の検査ではガンはすっかり消失していました。
再発予防のため、抗ガン剤はしばらく続けるとのことですが、光線治療も朝晩しっかり続ければ、抗ガン剤の副作用に苦しむことはないと思います。
いまでは、旅行やゴルフも楽しんでいます。病院の治療だけは、こんなによい経過は得られなったと思います。これも光線治療のお陰だと、感謝しております。同じ病気の方は、光線治療もぜひ役立てていただきたいと思います。
◆光線治療
治療用カーボン:1000-4008番。
照射部位・時間:<毎朝> 両足裏部⑦を30分間照射、両足首部②・後頭部③を各5分間照射、上腹部(みぞおち)⑪・胸骨部㉛を各10分間照射。⑦①②は集光器使用せず、③⑪は1号集光器使用、㉛は2号集光器使用。
<毎晩>両足裏部⑦を30分間照射、腹部⑤・腰部⑥を5分間照射。背正中部㉘・肩甲骨間部⑫を各10分間照射、左右咽喉部④を各5分間照射。⑦⑤⑥は集光器使用せず、㉘⑫は1号集光器使用、④は2号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修