帯状疱疹のかゆみが早期に改善した
千葉県/50歳・女性・主婦
貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診する2週間前に、頭痛が起こりました。頭痛は若い頃からときどきあり、その都度、漢方薬の服用で落ち着かせていました。今回も「またいつもの頭痛か」と思っていたところ、頭痛はすぐに治まりましたが、その1週間後に鼻の右側にブツブツと水疱ができ、そこから透明な液が出てきて、だんだん皮膚が赤くなり、痛がゆくなってきました。
いつもかかっている漢方の先生に相談すると、帯状疱疹(ヘルペス)と診断されました。内服薬と塗り薬をもらいましたが、その塗り薬を患部に塗るととてもしみました。困って先生に相談したところ、「それならば光線治療を試してみると言い」貴所(光線研究所付属診療所)を紹介してくれました。正直なところ、どんな治療をするのか想像できませんでした。しかし、信頼する先生の勧めなので、きっと効果的な治療なのだろうと信じて受診しました。
貴所の診察で、「光線治療を始める時期が早ければ早いほど、症状が改善する症例が多い」というお話をうかがいました。光線治療の説明のあと、光線治療を受けました。初めての光線治療では、痛がゆさに変化はなかったのですが、ジュクジュクしていた患部が徐々に乾いてきました。
2日後に2度目の光線治療を受けたところ、患部が徐々に乾いて、かさぶたになりました。
1週間後、3回目の治療で患部の赤みが薄くなり、皮膚がきれいになりました。痛がゆさもかなり減って、ほとんど気にならなくなりました。漢方の飲み薬と早い段階での光線治療のお陰で、帯状疱疹の回復がとても早く、よかったと安心しました。
その後、元のようにきれいな皮膚に戻り、痛がゆさもほとんどありません。今後は、冷え症体質の改善のために、もうしばらく通院を続けます。
◆光線治療
治療用カーボン:3001-3002番。
照射部位・時間:両足裏部⑦を10分間照射、両足首部①・両膝部②・腰部⑥・後頭部③を各5分間照、帯状疱疹の患部を20分間照射。⑦①②⑥は集光器使用せず、③は1号集光器使用、帯状疱疹の患部は2号集光器使用し、先端部分から20cm離して照射。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修