坐骨神経痛が改善し、杖が不要になる
東京都/66歳・女性・主婦
6ヵ月ほど前、朝起きたときに、腰から左足に激しい痛みが走りました。動けないほどの強い痛みがあり、タクシーで近くの病院を受診しました。
検査の結果、坐骨神経痛で腰椎ヘルニアもあるとの診断でした。しばらくの間、痛み止めの坐薬を使いながら、経過を見ることになりました。
ところが、夜中に左足の痛みが出て、眠れない日々が続きました。3ヵ月ほどで、やっと痛みはやわらぎ、何とか外出できるようになりました。それでも、左足の痛みと足裏全体の違和感があり、外出時には杖がないと不安で歩けません。
大変悩んでいたところ、かかりつけ医の先生から光線療法を勧められました。そこで、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診し、診察のあとで光線治療を受けました。貴所では自宅から割合に近いので、しばらくの間週1回通院することにしました。
初めての治療後は、とても気持ちがよくなり、帰り道では、何となく足が軽く感じられました。夕方には元に戻ってしまいましたが、久しぶりに気持ちが前向きになってきました。
ところが、2回目の治療の後、左足の痛みと足裏の違和感が前より強くなり、日中もつらい状態が続きましたが、貴所の先生から陽性反応(一時的に症状がつよくなる)の説明を受けていたので、心配はしませんでした。
その後、左足の痛みはまだ残るものの、貴所から新大久保駅まで、ゆっくり歩いて帰れるようになりました。
2ヵ月後には、歩行がさらに楽になり、痛み止めの座薬も不要になりました。
通院10回後には、左足の痛みを感じない日もあり、足裏の違和感は完全になくなりました。
つらかった外出も今では苦にならず、杖も必要ありません。短期間で軽快にあるけるまでに回復した私の姿に、かかりつけ医の先生も、家族も、友人たちも、みんな驚き、喜んでくれました。
◆光線治療
治療用カーボン:3001-4008番。
照射部位・時間:両足裏部⑦・腰部⑥・左大腿部㉚・腓腹筋部㉙を各10分間照射。両膝部②・腹部⑤・後頭部③を各5分間照射。⑦⑥㉚㉙②⑤は集光器使用せず、③は1号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修