顔が曲がるほどの顔面神経麻痺が改善
東京都/61歳・女性・公務員
30年間ずっと、学校で事務を担当しています。数年前から仕事量が増え、残業時間が多くなり、人間関係でも悩んで、イライラしていました。
このようなストレスから、3年前ほど前に左顔面部神経の症状が出始めました。左まぶたが下がり、口角が下がって、顔が曲がってしまいました。
また、左側の首や肩に強い張りが出て、仕事ができなくなり、半年間休職しました。その間、いろいろは治療を試しました。高圧酸素治療や顔面マッサージ、鍼治療などの治療を行いましたが、残念ながらまぶたは下がりぱなしで、左顔面神経麻痺の症状にはあまり変化が見られません。
そんな折、娘から光線治療を行うよう勧められ、よいというものは何でも試そうと思っていましたので、早速貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。
休職中なので、週1回通院することにしました。最初、光線治療を行った日は寝つきがよくなり、左側の首と肩の張りが少し軽くなりました。
治療3回目ごろから、頬のこわばり感が薄れてきているのがわかりました。また、左眼が開くようになり、しっかりと閉じるようにもなって目にゴミが入りにくくなってきました。光線治療を続けると、左頬のこわばりが気にならないくらい改善して、左まぶたの動きもスムーズになってきました。気がついたら涙が出るようになっていきました。
治療3ヵ月で、左頬のこわばり感が全くなくなり、左眼の開閉が普通にできるようになりました。二重まぶたに戻り、左眉の動きもよくなりました。頬の高さが左右同じになって口角も揃ってきました。
週1回、わずか3ヵ月の治療で、これほど改善してとても感謝しております。恥ずかしくて、顔を隠すためにマスクや帽子をかぶって外出していましたが、いまは素顔で歩けるようになりました。
◆光線治療
治療用カーボン:3002-5000番。
照射部位・時間:両足裏部⑦・左顔面部を各10分間照射、両膝部②・腰部⑥・腹部⑤・後頭部③を各5分間照射。⑦②⑥⑤は集光器使用せず、左顔面部・③は1号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修