右膝の変形性関節症の痛みが軽減する

 千葉県/63歳・女性・バス会社勤務

 数年前から右膝に痛みがあり、平らな道は右膝をかばいながら何とか歩けるものの、階段で痛みを感じることが多くなりました。

 整形外科で何度か水を抜いたり、ときどき痛み止めの注射をして数年間過ごしてきました。しかし、右膝の痛みが日ごとに強まり、歩くにも痛みが出て、乗客案内の立ち仕事がつらくなりました。体重が重いせいなのか、2~3年前からやっているバスの乗客案内が原因なのか。

 整形外科では、右膝の変形性膝関節症と診断され、再び痛み止めの注射と薬を処方されました。しかし、あまり効果はなく、階段を降りる時は手すりにつかまり、一歩一歩ゆっくりと降りていました。右膝が痛みで真っ直ぐに伸びなくなり、仕事で立っているとふくらはぎが張ってきます。 

 膝をかばって歩くので、腰も張ってきて、杖が必要になりました。お客さまとお話するのが好きで、長く続けたかった乗客案内の仕事も、辞めざるを得ないと考えるようになりました。

 そのような折、久しぶりに会った友人に光線治療を勧められ、早速貴付属診療所を受診しました。

 貴所で受けた、初めての光線治療は大変気持ちがよく、仕事が休みの日に週1~2回通院することにしました。初回の治療後、歩行時の痛みはあるものの、心なしか足どりが軽くなりました。 

 1週間通院すると少しですが杖がなくても歩けるようになり、椅子に座るときに感じた膝と腰のきしむ音が、だんだんしなくなりました。また足の重かったのも軽くなりました。

 右膝は起きるときに痛みが出るので、貴所(光線研究所付属診療所)の先生にアドバイスされたように、布団の上でストレッチをしてから起き上がる習慣がつきました。3ヵ月の治療で光線治療を受けた翌日は、起きるときの膝の痛みが少なく、右膝の動きが大変よく感じられます。信じられないほど早く痛みが引き、平らなところは普通の速さで長く歩けます。階段も手すりを使わずに昇り降りできるようになりました。長年苦しんだ右膝の痛みが、光線治療でよくなったことに、心から感謝しています。

◆光線治療

治療用カーボン:3001-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・両膝部②・両膝裏部を各10分間照射、腹部⑤・腰部⑥・右膝部を各5分間照射。⑦②・両膝裏部・⑤⑥は集光器使用せず、右膝部は1号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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