椎体圧迫骨折後の腰痛がなくなった
神奈川県/71歳・男性・無職(163cm、53kg)
7ヵ月、道路を横断中に車にぶつけられました。はね飛ばされはしませんでしたが、私は腰から崩れ落ち、お尻を強く打ちました。その瞬間、腰に激痛が走り、全然動けなくなりました。
そのまま救急車で病院に運ばれました。すぐに精密検査を受け、腰椎の3番・4番の圧迫骨折と診断されました。2週間の入院後は、腰にコルセットを着け、湿布薬を貼り、痛み止め薬を服用していました。しかし、立っているだけで腰が痛み、リハビリに通院するのもとても苦痛でした。
そのためか、58歳のときに受けた狭心症の手術後安定していた血圧が再び高くなり、降圧剤の量が増えてしまいました。
そんな折、たまたま田舎の兄と会う機会がありました。兄は5歳年上ですが顔色もよく、健康そのものです。体調がよいのは長年続けている光線治療のお陰だそうです。その兄に貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を紹介され、貴所を受診しました。
貴所では、「からだの冷えで筋肉が硬くなり、関節の柔軟性がなくなっている、足を中心に筋力が弱っている」と指摘されました。早速、自宅で光線治療を開始しました。ところが、1ヵ月間光線治療をしても痛みがとれません。
そこで、再度貴所を受診し追加の指示をいただきました。その通り治療したところ、以前より腰を伸ばすのが楽になったような気がしました。この治療を2ヵ月間続けたところ、腰の痛みが軽くなり、歩く速度も上がってきました。
現在、光線治療を開始して6ヵ月目に入りました。お陰さまで、日常生活では腰痛を意識することがなくなり、血圧も正常範囲になっています。
この4ヵ月はひどい腰痛のせいで、趣味の絵画を長時間続けて描けませんでした。しかし、いまでは腰痛がなくなったので、写生に出かけても、心ゆくまで描けています。
◆光線治療
治療用カーボン:3001-4008番。
照射部位・時間:両足裏部⑦・腰部⑥・腰上部を各10分間照射、両膝部②を5分間照射。途中から、腹部⑤を追加して5分間照射、腰部⑥を10分間から20分間照射延長、腰上部を10分間から、15分間に延長。⑦⑥②⑤は集光器使用せず、腰上部は1号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修